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こんにちは、かずきです。
私はADHDとうつ病の診断を受け、今は障害者雇用で特例子会社に正社員として働いています。
ABEMA PrimeのYouTube動画でこんな動画を見て思うことがあったので、この記事を書きました。
社会人として働いていると、「もう限界かもしれない」と感じる瞬間が誰しもあると思います。
特に、職場で相談できる相手がいなかったり、雰囲気的に退職を切り出しづらい場合、そのストレスは想像以上です。
私も過去にそんな時期を経験しました。
当時、退職代行というサービスがあることすら知らなかったのですが、今振り返ると「使っていたらかなり楽だったかもしれない」と強く感じています。
【こんな人に読んでほしい】
- 毎朝「仕事に行くのが辛い」と感じている人
- 上司や同僚に退職の相談をする勇気が出ない人
- 精神的に限界が近づいていると感じている人
- 「退職代行って実際どうなの?」と気になっている人
- 退職を考えているが、ブッチだけは避けたいと思っている人
本当にしんどいとき、誰かに頼るのは「甘え」ではなく「自分を守るための選択」です。
そんな思いを込めて、この記事を書きました。

【プロフィール】
- 年齢:30代
- 住んでいる場所:大阪
- 診断:ADHD・うつ病(障がい等級:2級)
- 職業:特例子会社の正社員(障害者雇用)
本当にメンタルが限界なら、退職代行を使うのは「甘え」じゃない

精神的に追い詰められた状態で、「退職したい」と言い出すのは本当にエネルギーがいります。
私の場合も、上司や同僚が常に忙しそうで、声をかけること自体に強いプレッシャーを感じていました。
「辞めるって言ったら嫌な顔されるかも」
「引き留められたらどうしよう」
「辞めるって伝えたら冷たい目で見られるかも」
そんな不安がぐるぐる頭を巡って、1週間くらいは退職の話を切り出せずに悩んでいました。当然、仕事も全く手についていませんでした。
結局は、自分で「退職します」と伝えて受理はされたものの、言い出すまでの精神的ストレスは相当なものでした。
もしその時、退職代行という存在を知っていたら——
約20,000円くらいでその負担を軽くできていたのなら、私は迷わず利用していたと思います。
退職代行とは?なぜ今選ばれているのか

退職代行は、本人に代わって職場に「退職の意思」を伝えてくれるサービスです。
有名なところだと「退職代行モームリ」が筆頭に上がるかと思います。
この企業の退職代行サービスだと基本的に金額は22,000円です。
ですがこの金額で、以下のような「ストレス要因」から解放されます。
- 上司への退職の申し出
- 引き留め交渉
- 退職理由の説明
- 引き継ぎ作業のプレッシャー
- 精神的な摩耗
さらに、退職後に必要な「離職票」や「源泉徴収票」などの書類の取得についてもサポートしてくれる場合が多く、雇用保険の手続きで困ることも減ります。
「まずは一度、自分で切り出してみる」選択もある

私は最終的に自分で退職を伝えました。
多少の引き留めはありましたが、拍子抜けするほどスムーズに受け入れてもらえたのを覚えています(それなりの大企業だったため、上司も慣れていたのだと思います)。
だからこそ、まずは一度、自分で切り出してみるのも選択肢の一つです。
思ったよりすんなり話が進むこともあるかもしれません。
でも、それでも無理だと感じたら、退職代行を使うのは「甘え」ではなく「自分を守るための行動」です。
心が壊れてからでは遅いです。限界を感じた時は、無理せず頼れる仕組みに頼ってほしいです。
退職の前に考えてほしい「他の選択肢」

退職は人生の中でも大きな決断です。
だからこそ、勢いで決めるのではなく「休職」や「環境調整」といった他の選択肢も検討してみてください(私はADHDゆえにやや勢いで退職してしまったのですが、やはり転職で年収が100万円以上ダウンする結果となりました)。
例えば…
- 傷病手当金を受給しながら一定期間休職して回復を図る
- 産業医や人事部に相談して、働き方を調整できないか検討する
- 働く場所や部署の異動希望を出してみる
それでも「やっぱりこの職場では無理だ」と感じた時には、退職という選択も正解です。
退職代行は、その選択をサポートしてくれる一つのツールにすぎません。
無断退職(いわゆる“ブッチ”)はNG。その理由とは?

「もうどうでもいい!」と衝動的に無断で辞めてしまいたくなる気持ちになることもあるでしょう。
でも、“ブッチ”は絶対に避けたほうがいいです。
なぜなら、
- 懲戒解雇となり、再就職に影響が出るリスクがある
- 退職金制度や有休が使えない可能性がある
- 損害賠償を請求されるリスクがある
- 雇用保険の受給に必要な書類がスムーズに受け取れない可能性がある
退職代行を使えば、きちんと法律にのっとった形で退職処理をすることができるので、退職後のもろもろの手続きがスムーズに行きます。
退職代行否定派の意見は強者の価値観。そんなものは無視してOK
冒頭で挙げたアベプラのYouTubeでは、退職代行サービスに否定的な意見をするコメンテーターもいました。
そんなものは無視してください。気にしないでください。
本当につらいと思っている自分の気持ちを大切にして、必要ならば退職代行を使う選択肢をきちんと残してほしいと思います。
退職代行サービスが社会にどのような影響を与えているかはわかりませんが、我々に一つセーフティネットのような安心感を与えてくれていることは間違いないでしょう。
まとめ|メンタルが限界なら、退職代行はあなたの味方になってくれる

退職は、決して“逃げ”ではありません。
自分の命や健康を守るために必要な「選択」です。
- 本当に辛いときは無理せず退職代行を使ってもいい
- まずは一度、自分で話してみるのもアリ
- 退職以外の選択肢も検討し、それでも難しければ行動に移す
- 無断退職はNG。書類や手続きが後々大変になるので注意
心が限界になる前に、信頼できる支援を使って「次の一歩」を踏み出してください。

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