【ADHD】ミニマリストが障がい対策に効果てきめんだった話

ADHD×日常生活

こんにちは。かずきです。

皆さんは物をなくして困ってしまう頻度はどのくらいありますでしょうか?

ADHDである私はスマホを置いた場所を忘れて見つけるのに時間がかかったり、大事な書類をどこにしまったか全く思い出せないといったことが頻発します。

そこで、最近取り入れた対策が「ミニマリストに近づく」ことです。

これが非常に効果てきめんだったので、その経験を共有します。

かずき
かずき
  • 発達障がい(ADHD、障がい等級2級)の29歳
  • 28歳の時にADHDの診断を受ける
  • 現在は特例子会社の事務職として働いています!
  • ADHDなどの発達障がいに悩んでいた
  • 片づけや整理整頓に苦戦していた
  • 日常生活の精神的な負担を減らしたかった

私はこのような悩みを抱えていましたが、ミニマリズムに取り組むことによって物を管理する手間や探し物などの無駄な時間を削減できました。

また家事の手間が少なくなったり、無駄な買い物が減ったりと思いがけない効果も得られました。

同じような悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

ADHDと診断される前から物の管理が苦手だった

私は子供のころから物をよく無くしたり、整理整頓ができず机の上が物で散らかってしまうことがよくありました。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の特徴として、物の管理は苦手な傾向が強いといわれていますが、以下の理由が考えられます。

  • 注意散漫で、ほかのことに気をそらしてしまいやすく物を置いた場所を忘れてしまう
  • ワーキングメモリ(短期記憶)が弱く、直前に物を置いた場所を覚えておくのが難しい
  • ある特定のことに過集中してしまい、その間に他のことを忘れてしまう

これらの特性のために、私は外出前にスマホや財布を探すのに苦労することが多く、結果的に待ち合わせに遅れてしまうこともありました。

ミニマリズムを知ったきっかけ

このような悩みを持っていたものの、それに対する対策などはしようとしてこなかったのですがちょっと違ったきっかけでミニマリズムを知ることになりました。

私はYouTubeでお金の知識に関する動画を見ることが多いです。

【心の平穏】生活費を上げずにミニマムに暮らすメリット7選

両学長 リベラルアーツ大学

【人生変わる】物を捨てまくると貯金が増える5つの理由を解説!似非ミニマリストを目指せ。

がまぐち夫婦の節約チャンネル

これらのような、貯金に関する内容と紐づいて物を減らすことのメリットについて解説した動画を見ました。

かずき
かずき

物を減らせば貯金もしやすくなるし、物の管理をする手間も減って一石二鳥では・・・!?

そう思い、物を減らすことを決意しました。

ADHDの特性なのか、物を減らしてやろうという衝動に駆られてミニマリズムの実践が始まりました。

どのように物を減らしていったか

参考にした動画

【ミニマリスト②】4段階の捨て方と捨てた後の変化(Be Happier With Less Stuff)

中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY

いろいろな動画を見ましたが、面白くて参考になったのはこの動画でした。

1年以上使っていないものは捨てた

動画では1年使わなかったものは捨てろと言っていました。

私は1年どころか数年使っていなかった服や、昔のゲーム機などがありました。

「いつか使う時が来るかもしれない」といった気持ちでなかなか捨てられていませんでした。

頻繁に使うわけでもないものを持っててもしょうがないなということで思い切って捨てることにしました。

かずき
かずき

捨てたことによる後悔はほとんどなかったし、どうしても必要になったらまた買えばいい!

ストックは最低限に

日用品などのストックは突然無くなって困るようなことはそんなに起こらないです。

  • 仕事用のシャツや靴下など毎日使うようなものは4~5個
  • 1週間以上のサイクルで使うような消耗品は1個

という基準を決めました。

ストックがなくなったら、補充するという程度でも十分間に合うと思います。

物を減らしたことで改善したこと

物欲が減少した

物を減らしまくっても案外生活に困ることはないということに気づけました。

それによって物を買いたいという衝動も少なくなりました。

節約にもつながるので、収入が少なくなりやすい障がい者雇用で働いていても、経済的にゆとりが出やすくなります。

掃除・片づけが楽になり家事負担が圧倒的に軽くなった

掃除や片付けの負担が圧倒的に軽くなりました。

めんどくさいことは後回しにしてしまいやすい性格なのですが、負担感が少ないと取り組みやすいです。

家事のハードルが自然に下がるので先延ばし癖がつきやすいADHDの障がい対策としても効果的でした。

気が散ることが少なくなった

私は何かが目に入るとそちらに気を取られてしまうことが非常に多かったのですが、家のものを減らすことでその頻度も少なくなりました。

ADHDは注意力散漫になりやすい傾向にありますし、気が散るものは周りに置かないというのは効果的な障がい対策になっていると思います。

【汎用性は低いかも!?】ミニマリズムを加速させた神アイテム

汎用性は低いかもしれませんが、私のミニマリズムを加速させたと個人的に思うアイテムを紹介します。

iPad

ちょっとお高いですが、この1台で大体なんでもできてしまうんですよね。

  • ノートやメモ帳がいらなくなった
  • 積み重なる本もこの1台にすべて収まる
  • 書類は紙で残さないといけないものを除きすべてスキャンしてPDF化
  • 動画視聴やゲームなどの趣味も完結

これで不要になった本やノート、文房具類をたくさん処分することができました。

アイパッドで活躍したアプリも今後の記事で紹介したいと思います!

レンジ飯のレシピ本

私は自炊が面倒くさくてしょうがないタイプなのですが、

  • カレーライスやパスタ、肉魚料理など幅広いレシピがある
  • 耐熱容器一つあればOK、フライパンなど焼く系の調理器具を捨てられた
  • 洗い物も、キッチンの掃除の手間も最小限

といった思いがけないメリットもありました。

面倒くさがりな自分にとって、自炊をレンジ飯に変えてしまうのはピッタリな選択でした。

かずき
かずき

焼き魚とか本格的なご飯が恋しくなったら外食頼みで十分満足です

まとめ

ADHDゆえの衝動で思い切って物を減らしてみましたが、思った以上に生活に良い影響をもたらしてくれました。

  • 物の管理がしやすくなり、探し物などのストレスが減少
  • 家事や片付けの負担が軽減
  • 物欲が減り、経済的な負担が減った
  • 物を大切に扱うようになった

ミニマリズムを実行するには思い切りが必要ですし、最適化かどうかは人によるかもしれません。

ミニマリズムはADHDの障がい対策としても非常に効果的だと個人的には思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

今後も皆さんの役に立つ記事を書いていきますので、よろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました