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こんにちは、かずきです。
私はADHDとうつ病の診断を受け、現在は特例子会社で働いています。障害者雇用を考えたとき、多くの人が「就労移行支援って本当に役に立つの?」と疑問を持つと思います。
✔ どんなサポートが受けられるの?
✔ 自分に合う事業所はどうやって選ぶ?
✔ ちゃんと就職できるの?
就労移行支援とは、障害のある人が一般企業で働くために、ビジネスマナーやPCスキル、職場実習などの支援を受けられる制度です。全国にたくさんの事業所がありますが、実は「どこを選ぶか」が非常に重要です。
この記事では、全国主要な就労移行支援事業所5社(LITALICOワークス・ココルポート・ミラトレ・manaby・atGPジョブトレ)の特徴や違いを詳しく比較し、自分に合う事業所の選び方を紹介します。

【プロフィール】
- 年齢:30代
- 住んでいる場所:大阪
- 診断:ADHD・うつ病(障がい等級:2級)
- 職業:特例子会社の正社員(障害者雇用)
就労移行支援を選ぶ際のポイント
事業所ごとの違いとは?
就労移行支援事業所は、運営会社によって支援内容が異なります。選ぶ際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
✔ 提供プログラム(PCスキル、ビジネスマナー、職場実習など)
✔ 就職実績(就職率・定着率・企業提携の有無)
✔ 個別サポート(キャリアカウンセリング、自己分析の支援)
✔ 通所のしやすさ(交通アクセス・在宅訓練の可否)
✔ 経済的負担(交通費補助・昼食支援があるかどうか)

私は通いやすさと交通費補助・昼食支援があるところを選びました!
自分に合った事業所を選ぶための質問
- 「手厚いサポートが必要か、それとも短期間で就職を目指すか?」
- 「スキルを学びたいか、それとも実習中心がいいか?」
- 「交通費や昼食補助が必要か?」
- 「自分の障害に特化した支援があるか?」
これらを考えながら、次の比較表を参考にしてください。
全国主要5事業所の比較(2025年3月現在)
事業所名 | 拠点数 | 特色・強み | 就職実績 | 企業連携 | 交通費・昼食支援 |
LITALICOワークス | 全国130拠点以上 | 求人数No.1、就職支援が充実 | 累計15,000名以上 定着率90% | 多数の独自求人あり | なし |
ココルポート | 全国119拠点(プレオープン含む) | 個別サポートが手厚い、昼食無料 | 累計4,000名 定着率90% | 非公開求人あり | あり(昼食無料&交通費補助) |
ミラトレ | 全国15拠点(首都圏中心) | 短期間で高い就職率 | 就職率95.6% 定着率97.5% | dodaチャレンジと連携 | なし |
manaby | 全国30拠点 | ITスキルの習得 | 利用者数3,000名以上 定着率85% | さまざまな企業との連携 | なし |
atGPジョブトレ | 全国10拠点(東京・大阪中心) | 障害別専門コースあり | 1事業所当たり年間平均24人 | GP社の求人ネットワークあり | なし |
LITALICOワークス

基本情報
(業界最大手・多様なプログラムと実績)
交通費補助・昼食支援: なし
運営会社: 株式会社LITALICO(全国130拠点以上)
特徴: 障害者支援の分野で最大手。就職実績No.1
就職実績: 累計15,000人以上の就職を支援
定着率: 約90%(半年後の職場定着率)
企業連携: 大手企業含む幅広い職種に対応
特徴・強み

LITALICOワークスは、就労移行支援事業所の中でも特に実績が豊富な最大手の事業所です。
全国に130以上の拠点を展開し、これまでに15,000名以上の方が就職を実現しています。
特徴的なのは、就労準備から定着支援までのトータルサポートが充実している点です。

就労移行支援事業所は首都圏に多い傾向にあるので、地方でも通いやすい場所にあるという方は多いのではないでしょうか?
提供プログラム
LITALICOワークスでは、以下のようなプログラムを提供しています。
- ビジネスマナー(電話対応・メール作成・報連相)
- PCスキル(Word・Excelなどのオフィス系ソフト)
- コミュニケーションスキル(SST・対人関係トレーニング)
- 企業インターンシップ(職場実習を通じた適性確認)
- 障害理解と自己分析(合理的配慮の整理)
LITALICOワークスの特徴は、利用者ごとに異なる課題に対応できるよう、多様なプログラムを提供している点です。
特に「企業インターンシップ」に力を入れており、実際の職場での体験を通じて自分に合った業務を見つける機会を作っています。
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ココルポート

基本情報
- 運営会社: 株式会社ココルポート(全国119拠点)
- 特徴: 一人ひとりに合わせた個別支援、昼食無料
- 就職実績: 累計4,000名以上が就職
- 定着率: 約90%
- 企業連携: 地元企業・非公開求人の紹介あり
- 交通費補助・昼食支援: あり(昼食無料・交通費補助)
特徴・強み

ココルポートは、個別支援の手厚さと、無料の昼食支援・交通費補助といった経済的サポートが特徴的な事業所です。
就職支援だけでなく、「生活リズムの安定」や「体調管理のサポート」にも力を入れており、通所が難しい方でも無理なくステップアップできる仕組みが整っています。

昼食支援・交通費補助は経済的に安心!私もこの支援がある事業所を選びました。
提供プログラム
- 生活習慣の改善(睡眠・食事・ストレス管理)
- コミュニケーショントレーニング(SST・発話練習)
- PCスキル(タイピング・Excel基礎)
- 余暇プログラム(映画鑑賞・創作活動)
- 就職活動支援(履歴書作成・面接対策)
特に、5000レッスン以上の動画プログラムを用意しており、自分の興味やスキルに応じて幅広い選択肢から選べるのが特徴です。
ミラトレ(Mirai Training)

基本情報
- 運営会社: パーソルホールディングス(首都圏・大阪)
- 特徴: 就職率95.6%・定着率97.5%
- 企業連携: dodaチャレンジとの連携で求人多数
- 交通費補助・昼食支援: なし
特徴・強み
ミラトレは、人材業界大手のパーソルグループが運営する就労移行支援事業所で、「最短での就職」を目指す方に適しています。
特にdodaチャレンジとの連携により、一般の転職エージェント並みに豊富な求人が用意されているのが特徴です。

実際私もdodaチャレンジから就職を決めました!


提供プログラム
- 短期集中型の就活トレーニング
- 企業見学・実習プログラム
- 生活リズム改善支援
- PCスキル(データ入力・事務作業)
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manaby

基本情報
- 運営会社:株式会社manaby
- 特徴:eラーニングを通じたITスキルに強い
- 特徴:利用者数3,000名以上、定着率85%
- 交通費・昼食支援:なし
特徴・強み
個別対応のeラーニング:manabyでは、一人ひとりのニーズに合わせた支援を重視しています。個別ブースでのeラーニングを通じて、デザイン、Web制作、プログラミング、事務などのスキルを自分のペースで学ぶことが可能です。
場所にとらわれない働き方の提案:障害特性から外出が困難な方や通勤が難しい方でも、パソコンとインターネット環境があれば在宅での学習や仕事が可能です。
提供プログラム
- eラーニングによるITスキル習得
- ダイアローグ(対話)による自己理解とキャリアサポート
- レクリエーション活動
- 在宅訓練・テレワーク支援

障害者雇用でも需要の高いデザイン・Web制作やプログラミングも学ぶことができますよ!
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atGPジョブトレ

基本情報
(障害種別に特化した専門コース)
- 運営会社: ゼネラルパートナーズ
- 特徴: うつ病・発達障害・統合失調症ごとの特化プログラム
- 交通費補助・昼食支援: なし
特徴・強み
各障害特性(うつ症状・発達障害・統合失調症・聴覚障害・難病)に特化したプログラムです。
規模としては各コースあわせて10拠点弱と小規模ですが、専門特化ゆえの高い専門性で障害特性に合ったきめ細やかなサポートが受けられるのが特徴です。
事務職の就職率94.5%とatGPジョブトレ利用者の多くが希望する一般事務職への就職を実現しています。

障害別のプログラムになっているから、自分に合ったカリキュラムで学べますね!
提供プログラム
- 障害特性別コース: うつ症状、発達障害、統合失調症、聴覚障害、難病の5つの障害に特化したコース
- IT・Webコース: Webデザインやプログラミングなど、ITスキルの習得を目指すコースを提供
- 就労準備プログラム: 生活リズムの安定、体調管理、障害特性の理解を深めるためのプログラム
- スキルアップ講座: コミュニケーション能力や専門スキルの向上を目的とした講座を提供しています。
- 就職活動サポート: 履歴書の作成支援や面接練習、求人情報の提供など、就職活動全般をサポート
- 就職後フォローアップ: 就職後も定期的な面談やフォローアップを行い、長期的な就業を支援
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私が思う就労移行支援の上手な選び方
基本的なスキルはどの事業所でも同じ
安定就労のために体調を整えるスキル、職場で必要なコミュニケーション(ソーシャルスキルトレーニング)のためのプログラムはどの事業所でもそう大差はないと思います。
なので、働けなくなった・・・という状態からパートタイムなどの短時間労働で少しずつ社会復帰を目指すのであればどの事業所でも十分対応できるでしょう。
支援員の相性や雰囲気が最も重要なのでしっかり見学しよう
何より大事なのは事業所の雰囲気で、支援員とコミュニケーションがとりやすいかが非常に重要だと思います。
私自身、就職活動において支援員とこまめに面談を重ねながら自己分析を深めて就職につながったと思っていますので、相談しにくい環境というのは好ましくないです。
雰囲気については実際に見学してみないとわからないので、見学だけなら無料ですし、いろいろな事業所を見て回ると良いでしょう。

私の通っていた事業所は少人数制で支援員との面談もしやすく、いつでも相談に乗ってくれました!
まとめ|就労移行支援の上手な活用法
就労移行支援は、障害者雇用での就職を目指す人にとって大きな助けになりますが、どの事業所を選ぶかが非常に重要です。
LITALICOワークスやココルポートのような全国展開型、ミラトレのような短期集中型、manabyのIT特化型、atGPジョブトレの障害別特化型など、それぞれ特徴があります。
支援内容や就職実績だけでなく、支援員の相性や雰囲気も重要なポイント。
見学や体験を通じて、自分に合う事業所を選び、働きやすい環境を整えましょう!
実際の私の就労移行支援活用体験記もお読みいただけると嬉しいです!
今後も障害者雇用に関する情報を発信していきますので、ぜひお読みいただけると幸いです。
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